予算を決める前に、考えておきたい3つのこと

家づくりの相談を受けていると、
「だいたいこのくらいで建てたいと思っています」
という話から始まることが多いです。

金額の目安があることは大事ですし、
予算感がないまま進めるのも不安です。

ただ、
その金額を決める前に、
一度立ち止まって考えておいた方がいいことがあります。

まずひとつ目は、
その家でどんな暮らしを続けたいかです。

広さや設備よりも、
休日の過ごし方や、
平日の帰宅後の時間の使い方。

そこで我慢が続くような予算設定になっていないか。
そこを想像しておくと、
金額の見え方が変わってきます。

ふたつ目は、
10年後の自分たちを少しだけ想像することです。

子どもの成長。
働き方の変化。
親のこと。

今と同じ状態がずっと続くわけではありません。

そのとき、
住宅ローンや固定費が重く感じないかどうか。

「今は払える」ではなく、
「この先も落ち着いて払えそうか」
という視点が大切だと感じています。

三つ目は、
建物以外にどれくらい目を向けているかです。

外構。
家具。
照明。
将来のメンテナンス。

建物本体だけで予算を考えると、
あとから「そこまで考えていなかった」となりやすい部分です。

前回の
「削っていいお金と、削ると後悔しやすいお金」
ともつながりますが、
予算は総額ではなく、配分で決まります。

豊田市で注文住宅を考えている方や、
豊田市で工務店を探している方とお話ししていても、
最終的に満足度が高いのは、
この三つを一度整理してから金額を決めている方です。

数字を先に決めるのではなく、
暮らしのイメージを先に置く。

そのうえで、
無理のない範囲を探していく。

この順番が整うと、
家づくりは少し落ち着いて進みます。

予算は、
自分たちを縛るためのものではなく、
安心して選ぶための枠だと思っています。

その枠がはっきりすると、
必要以上に迷わなくなります。


住宅ローンは、
家そのものより長い付き合いになります。
その間に、子どもの進学という大きなイベントが来るかもしれません。


もし、
「この金額設定で大丈夫か」
「どこまでを家づくりの予算に含めるべきか」
と整理したくなったら、
営業ではなく、
暮らしの話として一緒に考えることはできます。

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