住宅ローンと貯金のバランスは、どう考えると安心か

住宅ローンを考えるとき、
「頭金を多く入れた方がいいですか?」
という質問をよくいただきます。

確かに、
頭金を多く入れれば借入額は減りますし、
利息の負担も軽くなります。

数字だけを見ると、
"できるだけ多く入れた方が正解"
のようにも見えます。

でも、ここにも少し整理しておきたいポイントがあります。

家づくりは、
住宅ローンだけで完結する話ではありません。

引っ越し費用。
家具や家電。
外構工事。
想定外の出費。

そして何より、
住み始めてからの生活費です。

頭金を入れすぎて、
手元の貯金がほとんど残らない状態になると、
思った以上に不安が大きくなります。

豊田市で注文住宅を考えている方や、
豊田市で工務店を探している方とお話ししていると、
「できるだけ借入を減らしたい」という気持ちが
とても強い方もいらっしゃいます。

その考え方自体は、決して間違いではありません。

ただ、
借入額を減らすことだけを優先してしまうと、
生活の余白まで削ってしまうことがあります。

住宅ローンは長い付き合いになります。

その間には、

・子どもの進学
・車の買い替え
・家のメンテナンス
・働き方の変化

さまざまな出来事があります。

そのたびに、
「貯金がある」という安心感は大きな支えになります。

だからこそ、
住宅ローンと貯金は、
どちらかを極端に優先するのではなく、
バランスで考えることが大切だと思っています。

・頭金をどこまで入れるか
・いくら手元に残しておくか
・将来の支出にどう備えるか

この3つをセットで整理していく。

前回の
「共働き前提の住宅ローンは、本当に安心か」
ともつながりますが、
ローンだけを見ていると、
見落としがちな部分があります。

家づくりは、
数字の大小ではなく、
安心して続けられる状態かどうかが基準です。

借入額が少ないことが正解、
貯金が多いことが正解、
という単純な話ではありません。

自分たちの暮らし方や性格に合ったバランスがあるはずです。

そこが整理できていると、
ローンの金額にも納得感が生まれます。

もし、

「頭金はどこまでが現実的か」
「いくら残しておくと安心か」

そんな整理をしてみたくなったら、
営業ではなく、
暮らしとお金の話として一緒に考えることはできます。

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・家づくりのお金は「借りられる額」ではなく「安心して返せる額」で考える
・共働き前提の住宅ローンは、本当に安心か

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